2013年10月26日

二重まぶた埋没法って、ほんとうに腫れないの?痛くないの?

二重まぶた埋没法って、ほんとうに腫れないの?痛くないの? 
 
 二重まぶたの埋没法って、だいたい何処の美容外科医院の宣伝文句でも「痛くない、腫れない」ですよね。これってはたして真実なのでしょうか? 今回は、そのことについてお話したいと思います。
 先ずは、その答えから。「腫れない、痛くない」は、ある意味では真実であり、ある意味では真実ではありません。「腫れない、痛くない」ということを、どこまで厳密にとらえて表現するかどうかなのです。でも、結局は埋没法という処置を受けた人自身が、どうとらえるかということが最も大事なことだと思います。
 まぶたという組織は、もともと浮腫み易いものです。泣いたり、水分を取り過ぎただけでも、腫れてしまうような繊細な組織です。「夜寝て、朝起きた」だけでも個人差はあるでしょうが普通浮腫んでますよね。そんな繊細な組織に、いくら手術用で細い針と言ったってまぶたを貫通させて糸を編み込むわけですから、ただ「夜寝て、朝起きた」よりはまぶたに負担をかけていることには間違いないのです。医学的生理的な観点で厳密に表現するのであれば、二重まぶた埋没法では必ず「腫れる」ことになります。そして、まぶたの裏に麻酔をかけるときなどは、いくら事前に点眼麻酔をしていても「少しは」チクッと感じる人が多いのです。こうなれば「なんだ、埋没法って腫れるしい痛いんだ」ということになりますよね。
 しかし、当院で実際二重まぶた埋没法受けた人の実感はどうでしょうか。処置後しばらくたってから、「どう、処置は痛かった?処置後はどうだった?腫れた?」と聞くと、ほとんどの人から「痛くなかったし腫れなかった」という答えが帰ってきます。もちろん、医学的に厳密にとらえれば「全く腫れない」ということなどあるわけがないし、麻酔の注射の時くらいは些細な痛みではあるが痛みとしては感じているでしょう。でも、なぜ受けた人自身が「腫れなかった、痛くなかった」という表現をするのでしょう。
 二重まぶた埋没法を受ける時に、患者が一番心配する事は「処置後に腫れて外に出られなかったらどうしよう」「周りの人にばれちゃったらどうしよう」といったことです。つまり、患者が「腫れた」か「腫れなかった」かを分ける決定的判断材料は、「処置後の生活で何か強く不都合を感じたか、感じなかったか」ということなのです。また痛みについては、記憶に残らない程度の些細な痛みということなのでしょう。この観点で言うと二重まぶた埋没法は「腫れない、痛くない」ということもまた真実なのです。
 ただ、注意しなければいけないのは処置を受ける美容外科を選ばないと、本当に「腫れるし痛い」ということになりかねないということです。埋没法を受ける最大の利点は「腫れない痛くない」ということなのに、「腫れるわ痛いわ」であれば洒落にもなりませんよね。埋没法という処置自体、手技としては簡単ですが、処置中にまぶたを繊細にかつ愛護的に扱わないと、予想外に腫れが強く出てしまうこともあるのです。だから埋没法で「腫れない、痛くない」ようにするためには、「腕の良い美容外科医のもとで処置を受ける」という前提条件があってはじめて「真実」になるのです。

僕が書いている、「二重まぶた専門ブログ」もぜひご覧ください。



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Posted by そかべこう at 18:45│Comments(0)二重まぶた 埋没法
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